|
|
|
パチもんと私 子供の頃、これらのニセモンはもちろん嫌いで、毒々しさとダマされた感は今でも忘れられない。 率先して捨ててた気がする。なんか気持ち悪いからだ。 関西語圏であろう「パチ」「バッタモン」はいつから使うようになったか。 思うに関西ローカル番組や芸人がボチボチ東京に進出して来た頃のような気がする。 それらと平行するかどうかは解らないが、こうしたマガイモノを笑う、キッチュなものとして扱う媒体が出る。 宝島のVOWやビックリハウスなんか、所謂サブカルか? 第二次成長期を迎える頃、こうした雑誌に嫌悪していた「ニセモノ」が扱われるのを見て、 笑えると同時に なんだかオシャレなモノなのか?と錯覚した。 よく見りゃピストルズのジャケみたいじゃん!コラージュだ!アートだ!と。 これも有りだとゆう視点を教えられたと共に、毛嫌いしていたもの達が愛らしくなった。 本棚の後ろに封印してたヒノヒデシの漫画や、ラットフィンク (おとぼけモンスターとか言って 日本版の プラモが出てた)とか。 なにかを美しい、かっこいい、欲しいと思うセンスの間口を広げてもらった。今では美的感覚の基準 にすらなりつつある。 だからこそ未だに同じことやって、ツッこんで笑ってるのを見ると心底腹が立つ。 小汚いオタク、マニア野朗が俺だけ知ってる風に紹介するのも見苦しい。やるなら徹底的に検証するか、 つつましやかにコソっとして欲しい。それこそ、元売られてた駄菓子屋の端っこか縁日の景品のように。 自分を棚に上げて書いたが、同じ穴なのは承知だ。しかしパチが取り上げられる機会も少ないので それらが目につくのは仕方ない。 品良く、行儀良く扱う媒体が出て来て欲しいもんだ。 見せ方で一番好きなのが「ビンテージジャパン」等、白夜書房のムック本。 一言気の利いたコメントでビジュアル中心の方がいい。あれが出ないから自分でやるしかないのだ。 |
|
|
![]() |
![]() |