記事一覧

テレビを捨てた生活

心地いい劣化映像からS・キング「死のロングウォーク」風ドラマに至る変化が素晴らしい。
テレビをほぼ見なくなり、インストばかり聴いている。BGMとしてアンビエントなものをかけていると、高尚な生活をしている幻想を感じる。なぜもっと早く気付かなかったのだろう!
Boards of Canadaはマイブラ「LOVELESS」の香りがして、とても良い。音楽を聴くのが本当に楽しい。

マイナーリーグ - "LAST HOPE"解説


マイナーリーグはジェロニモ"GIMMICK"の後に同じパターンのライブ素材編集
"光届かぬところ"を最初に作らせてもらった。その後しばらくして、同じパターン
の素材だけもらって編集の今作になる。メンバーとは面識無いままで勝手に
ふざけた中身のものを作ったが、レコーディングの合間に撮ったであろう素材は
狙って撮れるものでもないので、曲とあいまって楽しいものになった。

サタニックな絵柄は彫り師の方に刺青図柄集をコピーさせてもらい使用。実際に
このような彫り物をされている方がおられると思うとディープな世界だ。

マイナーリーグとはちゃんとビデオを作りたかった。ヴォーカル(声が高くない方)
がホラー好きらしいと聞いたのでゾンビものなんかやりたかった。残念だ。


このビデオいいっすね。

GERONIMO - "NO CREATION" 解説

"NO CREATION"はライブ素材構成のは止めましょうと提案し、予算も増やしてもらって
ロケ収録、技術スタッフも入れてのプロモらしいものになった。
下北沢のクラブを借りての撮影で、ラストの大人数が暴れるシーンでは密閉状態で
スモーク焚き、加えてガラの悪い方達が収録の合間に酒やらなんやらやるもんだから
酸欠と悪酔いでとんでもない修羅場となった。

イメージシーンは生き延びたゾディアックキラーが来日し、クラブの店員になりすまして
死体パーツをポイポイ客に出していく。とゆうアホなストーリーにしたので、
ゾディアックの犯行声明マークを細かくインサートした。当時12チャンの音楽番組
でスポットがよく流れ、してやったりと嬉しい気分になった。
キラー役を友人に頼んだのだが、最初の登場シーンの歩くだけ、とゆう芝居がぎこち
なくってイライラした。歩くだけだろが!可変などかけて編集でゴマかした。
しかし、その後の襲いかかる芝居は大熱演してくれ、ノーギャラで悪かったなーと今でも
思う。

ラストは目玉が入ったコップをメンバーが覗くと湾曲した目玉の視点でメンバーを
覗き返すとゆうオチだったが、「この顔恥ずかしいよ~」と言われて最終的にカット
してしまう。個人的には心残りだったが、やったら電気グルーブの「シャングリラ」
のラストみたいなんで、やらないで良かったのかもしれない。

編集にはそうとう時間がかかり、しまいには極限状態で何が良いか分からないほど
追い詰められた。やっと完成した初号をレーベル担当者に見せたところ、
「こってますね~」とすっとんきょうな感想を言われて力が抜けた。
所詮プロモなんぞ「こってますね~」くらいに思うのが正しいのかもしれない。

GERONIMO - "GIMMICK" 解説

ジェロニモは横浜を中心に活動していた。番組が縁で知り合い、ビデオを作らせてもらう
ようになった。メガフォースレーベルとの橋渡しにもなってくれて、その後の活動に
おいて意義深い出会いだった。

洋楽指向のサウンドは自分が作りたい映像の方向性と一致し、約4本のプロモを作ったがそれぞれパターンを変えて面白く出来たと思う。

"GIMMICK"は監督二作目だったと思う。当初はイメージシーンに映画「ローラーボール」
のよなトゲトゲ鉄球とアイアンクローで闘う残虐アニメを想定していたが、間に合わず
に断念した。冒頭(カットされているが)や途中、ラストに名残がある。
レーベルのスタッフが撮り貯めたライブ素材で構成となったが、当時の盛り上がりを
伝える形になり良い選択になったと思う。しかし、その後もスタッフ収録の素材で
同パターンのものばかり作るハメになってしまい、ブレブレの下手くそなカメラと
テープの山に悩まされ、あんまり納得のいく作品が作れずに残念な結果となった。

BRUTAL TRUTH - "Dead Smart" 解説

すでに上がっているビデオの解説。
ブルータル・トゥルースと言えば知らないものがおらん。確実におらん!と断言出来る
エクストリームミュージックの大家だが、98年4thアルバム(たぶん)発表当時は
イマイチ方向がいきづまっていたように思う。もともとそんなに売れるジャンルでは
無いのでプロモーションもあまり力を入れていなかった。とにかくビデオが無かった。
日本のレーベル担当の方がこの手のジャンルに明るく、アツい人だったので
「世界のブルータルですよ?ビデオが無いのはヤバいでしょ~!」
と口説いて、来日公演時にプロモを制作する運びとなった。当時所属していた会社には
ダマでやった。無償で手伝ってくれた同僚には感謝しています。

初監督作品だが勝算はあった。1分前後のブラスト!な楽曲ならば、なんとかゴマける
だろうと計算していた。しかしバンドから提示された曲は3分を越す長め(この
ジャンルでは)なんで当てが外れた!言っちゃった手前、なんとか見栄えがするように
編集でヒーコラやって苦労した。

ライブの前のリハであてぶりを3テイクほどやった。それだけでいいのか?とメンバー
に心配された。あとは控え室での隠し撮り風オフショットとライブのフル収録でイイ画
を選んだ。熱いオーディエンスに救われた感はある。
イヤーエイクレーベルのプロモ集「耳栓~イヤープラグド」に多大な影響を受けていた
ので、憧れたバンドのビデオが作れて感慨深かった。Tシャツにメンバー全員のサイン
をもらった。今でも宝物だがデザインがアレなんで外出には着ていない。
出来あがったビデオは間延びしてあんまりよろしくない。記録として残せたのは良かった
とは思うが。

やっぱブルータルと言えばこれだ!一時期は荒んだ生活をしてるなんて噂も聞いたが
こうして復活してくれて嬉しい。ケビン・シャープの獣人化がスゲエ!やっぱ白人は
パワーが違う。頑張って現役を続けて欲しい。

一年ぶりに復活!祝、映像劣化4周年。

久々にこちらに書きます。しっかし過去のブログを読み返したが、最近ハマってる
桐野夏生小説に出てくる根性が曲がった人物そのままで笑った。親近感だったわけ
だ。

映像劣化も始めて4年。いろいろ考えがあって趣味の公開と交流が一番大きい目的
だったが、前者は飽きが来ているし後者はメンドくさがりとアピール不足であまり
進展していない。語らう仲間が欲しい。そこだけはブレていない。
そこが第一段階。そうして築いた人間関係を発展させ、地上デジタルだとか許せない
悪法に立ち上がろう。みんなでより良い社会を作ろうじゃないか!
と運動していくのが第二段階。さらにその先には議員立候補、支持者から金を吸い上げ
左うちわで暮らす。さらに力をつけ政界を牛耳る。邪魔者は粛清だ!暴力と恐怖で
独裁者に君臨するなどのサクセスストーリーを思い浮かべている。

映像に携わる人間としてハイビジョンとデジタル放送については苦々しくも考えねば
ならない問題だったが、嬉しい誤算だったのは家電がイマイチ普及しなかったのと、
大手メディアの自滅だ。
もはや見るべき番組はほとんど無い。同時に都合の良い報道で我々をコントロールして
きた奴らの正体も明るみになった。
懸念していた仕事への影響もフォーマットが未だに確立していないのと、ネットの発達に
よる更なる映像メディアの混乱で、そんなには影響していない。
しかし、確実に安く面倒にはなっているので明るい未来は全く見えていない。

人類、世界、我が国、と希望がみえる状況だとはとうてい思えないが、とにかく
自分は過去を一時清算して明日に向かおうと考え、かつて制作したプロモを公開する。
巨大に発達した敵の土俵で公開し、一人でも多くの方に観てもらおう。
4年やって未だ到達出来ない第一段階に進めれば幸いだ。

さらば銭ゲバ!もうマカロンは喰ぇねえズラ~~!!

これほど素晴らしい作品になるとは思わなかった。実は二話目のエンディング
テーマで既に号泣してしまった。悲劇的な結末になることは分かっている
からだ。歌詞とかぶり、その別れが来るのがつらい!
しかし最後の「終」の文字が出た瞬間、不思議と爽快な気分になっていた。

アップロードファイル 77-1.jpg アップロードファイル 77-2.jpg
ベラ定食おいしかったです。

なにが良かったか。原作のアレンジとテーマを浮き彫りにした点。
直接的なエログロ描写は避け、貧しさが人間を狂わせる、なぜ狂った
人間が生まれたのか、その精神に重きを置き、
愛を求める孤独と相反する銭への復讐で二重人格のサイコが生まれたと
自分は解釈した。~ズラで喋るのは金に執着する人格。
これは欲に忠実だった昭和の銭ゲバでは無い、もう一つの、別世界での銭ゲバ
なんだと思った。

重厚な人間ドラマと見せつつ、あえて漫画的描写と物語展開を選んだのも良
かった。まともに見れば矛盾を指摘するところも、だからこそ第五話ー
銃による殺害によって二発の銃声の間に葛藤するドラマチックなシーン。
社屋から札ビラをまくクライマックス!第六話ー母親そっくりの浮浪者と
そこまでするか!の仲間に撲殺されるエンディング!もちろん最終話の
ダイナマイトまで漫画的、演劇的だからこそ描けた名シーンの数々には
本当に泣けた。

出演者は皆良かったが、椎名桔平のお父さん。第二話のグラサンと口ヒゲで
ピーンと来た。原作「銭ゲバ」の父親では無く漫画キャラとして登場する
ジョージ先生そのものだ。食べ物とセックスのことしか考えない享楽的な
男。しかし心では愛や救いを求める悲しき男。

「なんでぇオミィらまた来たのけ?たまにゃアナウンサーのおねぇちゃん
でも連れてきなさ~~い!!」

スタッフはジョージ先生と何度もミーティングを重ねたに違いない。それが
へのへのもへじ画・ジョージ秋山につながったのだろう。

そして松ケン。ヨダレをたらしての熱演はもとより、個人的にはリアルタイ
ムで出会えなかった熱き70年代の傷だらけの男たち、その存在に近づいたの
ではないかと思う。
今、この時代の社会背景だからこそ有効なドラマ。それに立ち会えて
これまで生きてきて、こんなヒドイ世の中になって本当に良かったと心底
思う。

もうテレビも終わりかけだろうから、こうした力作を数字無視でドンドン
創って欲しい(しかしCMがコカコーラだけなのはすごかった。コーラえらい!)
制作サイドも不満がたまってるだろう。大人気マンガをジャニーでドラマ化!
な亀のしずくが大コケだったらしいね。ザマミロ!
しかし、後番組もジャニー出演ってダメだこりゃ!お先真っ暗ズラ!

銭ゲバ。良かったと思います。

先日やっと、借りていた「漫画家アシスタント物語」(イエス小池先生)
を読み終えた。
読み始めると止まらない面白さ。特にラスト、一度陽の目を見るも己の怠惰
によってチャンスを逃してしまうくだりが、的外れとは思うが「アルジャー
ノンに花束を」のどんどん知性が失われていく。を連想した。
奇しくも巻末収録の「雨のドモ五郎」をリアルタイムで読んでいた記憶が
あり、この人これこっきりじゃないか?と、当時も思っていた…たぶん。

そして常に立ちはだかる越えられない壁、ジョージ秋山先生の厳しく暖かい
描写が印象に残った。そんな消えない漫画家J先生(Gだと思うが)の
問題作「銭ゲバ」がドラマとして21世紀に甦った。

読んだ人の多くが現在のテレビコードであれを映像化出来るものか、と思った
ことだろう。自分も全く期待していなかったが、そこらは製作者も同じだった
のだろう。現在、今の時代設定に置き換えてうまくアレンジしていた。

関心したのは「銭ゲバ」とゆう作品を映像化するのでは無く、現代の社会矛盾
を描くためにそれを選んだ点だ。テーマありきなのだ。
まだ初回だし細かいツッコミどこは有るものの、いい作品を選ぶ男、
田口トモロヲがなんもいいことなくブチ殺される冒頭でつかみはOKだ。きっと
大丈夫だろう。
消化不良で終わってしまったものの、社会への憎悪やテロの喚起だけは煽った
「ブラッディマンディ」に続き土曜の楽しみが残った。いい流れだ。

バカと女しか見ない、子供にも向けてないジャニタレのクソドラマやら国民
総白痴化バラエティ、グルメだなんだとかババア向けのど~でもいい
くされ代理店のマーケティングとかそんなもんは全部消えろ!
だから拝金主義や理由なき殺人が横行する金持ちのブタしか喜ばない
こんな希望無き社会になってしまったのだ!ふざけんな!
がんばって「銭ゲバ」を視聴率100%とかにして、イヤ~な気持ちになり、
こんな世の中を変えるためにみんなで立ち上がろう!

しかし、そんなドラマを「アナログ」表示で観るのは皮肉なものだ…

職業AV男優

拷問、男に犯される、苦しく無惨な死に方等に並んで人生で経験したくない事柄
の一つ、引越しの準備に追われて忙しい日々であります。
合間には仕事もせねばならない。某メジャー大手(ポルノ)の総集編を編集しつつ
ビックリ!俺が高校くらいに見てた男優が未だ現役で出ているのである。

まぁ20年以上やってる人はそれ程珍しくも無いが、そのヤローは昔の男優の
トレンドだった真っ黒肌に茶髪、女の白肌を遮るゴキブリカラー。
しかもベラッベラしゃべりやがる。またアエギがうるせぇのよ。テメエのアヘ声
に金払ってんじゃねぇんだよ!
さらに年月を経たらキッタネェイレズミでパワーアップしてやがった。
そのクソがチンボコしゃぶられて

「アロロロ~~!ヘハッヘハッッ!キんモヅいいナ~~~~!!」

とかクソうっとおしくアエいでるシーンはざっくりカットした。
コ汚い茶色い低脳を奉仕する女に興奮を感じる稀有な性癖の方には申し訳ない。
インディー系の仕事が多いため、ここらのゴキブリ男優は駆除されたと思っていた
が、まだ使う人がいるとは驚いた。

もう潰れたから公に書けるが、地元の駅前に「CABIN」とゆうビデオレンタル
があり、中学生の頃からホラー等を借りていたのだが、ある時勇気を持ってエロを
借りたらスンナリOKだった。この壁を乗り越えたのはデカイ。
友達らに教えると噂は広がり、ヤリマン公衆便所の如く十代が「キャビン」に
殺到した(キャビンフィーバー)。もう学ランのまんま行ったり、俺なんか
パジャマのスエットでボッキしたまんまビデオを物色したものだ。
しまいには狭い店内は一般ビデオを排除してエロ一色に成ってしまった。

今はどうだか知らないが、学ラン脱いでワイシャツなら平気でパチンコも打てた
イキな時代だ。しかしことエロに関してはカウンターまで持ってって
「君いくつ?」
と拒否されカッーと顔が真っ赤になり、そのまま死んでしまいたい、世界に
拒絶された気持ち。それを乗り越えるにはとてつもない勇気が必要だった。
それを越え、たどりついた女体におおいかぶさる漆黒の肉体。
それこそがッッッ!!件のゴキブリ男優だったのだ!
加えて映画撮りたいのに撮れないからイヤイヤエロやってるのよ~てなクソの
演出。俺はそれらを排除してダビングすることにより、ビデオの編集に目覚めた
そして今、それで飯を食っている。

感謝する気持ちはサラサラ無いがお前らが職業人としての俺を造った。それを
駆除するのが宿命であり、ビデオにおける闘いなのだ。
そんなことを思いつつ、ゴキブリ男優も40過ぎか?子供に成って欲しくない
職業NO.1(憶測)をつらぬく胆力たるや敵ながらバカ負けする。

関係ないが、「CABIN」の隣は墓場(寺)だった。

総括!劣化24!

イベント出演の顛末を書こうと思ったが、珍しくたまった仕事に追われて余裕が
ない。人生にそう有ることではないので、当日はビデオドキュメントを撮影した。
近々発表しますので全く期待せずにお待ち下さい。

お詫びにゴヨウ・ハツシバホールディングのロゴが「HG」でのみならず
その社章を社員に強制するシマコー社長。弘兼センセイの真意は?

ゴルゴ13は殺し仕事をしている時間より日常生活の方が長い。意外と話好きの
気さくな男だが相手がいないためオウムや九官鳥を飼っている。
手作りのカレーを食しつつ、それらとの会話が至福の時なのでは?

等の昨日の雑談内容を記しておきました。

ページ移動