"NO CREATION"はライブ素材構成のは止めましょうと提案し、予算も増やしてもらって
ロケ収録、技術スタッフも入れてのプロモらしいものになった。
下北沢のクラブを借りての撮影で、ラストの大人数が暴れるシーンでは密閉状態で
スモーク焚き、加えてガラの悪い方達が収録の合間に酒やらなんやらやるもんだから
酸欠と悪酔いでとんでもない修羅場となった。
イメージシーンは生き延びたゾディアックキラーが来日し、クラブの店員になりすまして
死体パーツをポイポイ客に出していく。とゆうアホなストーリーにしたので、
ゾディアックの犯行声明マークを細かくインサートした。当時12チャンの音楽番組
でスポットがよく流れ、してやったりと嬉しい気分になった。
キラー役を友人に頼んだのだが、最初の登場シーンの歩くだけ、とゆう芝居がぎこち
なくってイライラした。歩くだけだろが!可変などかけて編集でゴマかした。
しかし、その後の襲いかかる芝居は大熱演してくれ、ノーギャラで悪かったなーと今でも
思う。
ラストは目玉が入ったコップをメンバーが覗くと湾曲した目玉の視点でメンバーを
覗き返すとゆうオチだったが、「この顔恥ずかしいよ~」と言われて最終的にカット
してしまう。個人的には心残りだったが、やったら電気グルーブの「シャングリラ」
のラストみたいなんで、やらないで良かったのかもしれない。
編集にはそうとう時間がかかり、しまいには極限状態で何が良いか分からないほど
追い詰められた。やっと完成した初号をレーベル担当者に見せたところ、
「こってますね~」とすっとんきょうな感想を言われて力が抜けた。
所詮プロモなんぞ「こってますね~」くらいに思うのが正しいのかもしれない。